新型コロナウイルスワクチン接種予約開始

コロナ対策

おはようございます。横須賀市の行政書士、曽我です。

前回の投稿からかなり時間が空いてしまいました。週に2回は投稿したかったのですが、なかなか時間が作れず・・・というのは言い訳ですね。ただただ反省。さ、今週からリスタートで頑張ろう!

ということで、今回は今日もうすでに始まりましたが、横須賀市の新型コロナウイルスワクチン接種の予約についてです。横須賀市も、まん延防止等重点措置の対象に12日からなりますので、是非確認しておきたい情報となります。適宜更新してまいります。(2021年11月16日更新が最新)

(ご紹介)
私の事務所ホームページが完成しました。と言っても、まだまだ業務内容等記載することは多いのですが、まずは自分を知ってもらうことが重要と考え、そちらを優先したホームページとなっています。
もしご覧いただければ幸いです。もちろんHPからお仕事の依頼も大歓迎です!よろしくお願いいたします。

新型コロナウイルスワクチンとは

まずは基本的な事項から。

そもそも今回のワクチンとはメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンというものですが、これについては専門家ではないので省略させていただくとして、よく耳にするインフルエンザワクチンと何が違うのか、というところです。

どちらも感染することを防ぐことはできない、というのは共通しています。ただし、違いとしては、発症(発熱や咳などの症状が出ること)を抑える有効性が違います。

  • インフルエンザワクチン:40%~60%
  • 新型コロナウイルスワクチン:95%

こう見るとかなりの有効性です。感染すること自体は避けられませんが発症を抑えられれば、医療機関の負担は軽減され、人の往来や飲食、イベント等人々の活動の制限も解除の方向になるでしょう。

ただし、どんなワクチンにも副反応というものがあります。免疫をつけるための体の中で起こる反応のことですが、新型コロナウイルスワクチンの国内治験では、痛みが80%、発熱が33%、疲労・倦怠感が60%の確率で起こるそうです。

このようにワクチンも完全な万能薬ではないです。もちろんワクチンを打つ打たないの最終的な判断は個々人でとなります。持病をすでに抱えている方であれば、その副反応によって重篤な状態になるかもしれませんので、そういう方であればご自身の判断だけでなく、かかりつけ医の診断も必要となるでしょう。

ただし、当たり前ですが、接種しなければ発症する確率は高いままです。場合によっては、体調次第では新型コロナウイルス感染症にり患することで、最悪の場合は死に至るということも考えられます。大げさではありません。接種することを勧めるということではなく、ワクチンを打つ打たないのメリットデメリットを十分に考えていただければと思います。

ワクチン接種の概要

続いて、ワクチン接種の概要です。

  • 接種対象者:16歳以上の全市民 ← 現在は海外の臨床試験結果を踏まえ、令和3年6月1日より、当初16歳以上であった接種対象年齢を12歳以上に引き下げています。
    ただし、接種の順序があります。
    1.医療従事者
    2.長期間入院している人や高齢者施設に入所している人など
    3.高齢者(令和3年度中に65歳以上になる人)
    4.基礎疾患のある人、高齢者施設などの従事者、65歳~79歳の人
    5.上記以外の人
    4、5についてはそれぞれ3、4が終わり次第、開始となります。
  • 接種方法:2回の接種を受ける必要があります。
    個別接種(かかりつけ医や自宅近くの医療機関での接種)と集団接種(さいか屋、横須賀アリーナでの接種)が選べます。(横須賀アリーナは終了しました。)
    集団接種以外の個別接種会場については、こちらの市のHPに掲載されていますので、ご確認ください。

ワクチン接種の流れ

流れは以下の通りです。

  1. 接種券を受け取る
  2. 予約
  3. 接種券をもって接種会場へ行く
  4. 接種を受ける

順を追ってみていきます。

接種券を受け取る

接種券は横須賀市から郵送で届きます。既に80歳以上の方には送られており、65歳から79歳の方へは5月中旬以降、順次発送する予定とのことです。(具体的な時期は、ワクチンの供給状況により変わります。)

予約

接種は完全予約制です。接種券に記された券番号により予約を取ってください。
80歳以上の方につきましては、5月10日午前8時30分から予約を開始しています。
それ以外の方につきましては、接種券が届いてから予約可能ということです。
(6月10日追記)
予約については、接種券が届き次第、予約が開始となっていますので、接種券が届けば予約に動いていただいて結構です。
また、2回目接種については、1回目を接種した病院で予約ができるようになったとのことです。(ただし、さいか屋・横須賀アリーナ、一部の医療機関では2回目接種の予約はできないそうです。)

(6月17日追記)
東京都の大規模接種センターで、18歳以上の接種が始まったことを受け、横須賀市もセンターで接種を希望する方は接種券を送付してもらえることになりました。接種券の送付には横須賀市への申請が必要なので、下記、e-kanagawa電子申請サイトからの申し込みとなります。
(既に終了しております。)
https://dshinsei.e-kanagawa.lg.jp/142018-u/profile/userLogin_initDisplay.action?nextURL=CqTLFdO4voZD9uOPm3Nmau3BB%2BFN7Gi4KMXGdBKterQfdrrJ0c3uG%2FcyOaZzLn96trShXk6vDG%2Bv%0D%0A1FXxyDAFxYzNnOoECHreFqLsJJO%2B9FNlmUZ%2FENjhvUXLk5QtkpUpuPu4LKsKzEs%3D%0D%0A
(6月19日追記)
65歳以下の接種券発送時期が発表されました。
55歳から64歳・・・7月12日
45歳から54歳・・・7月26日
35歳から44歳・・・8月16日
25歳から34歳・・・8月30日
19歳から24歳・・・9月6日
12歳から18歳・・・調整中
(各年代で接種券送付後1週間を基礎疾患のある方の優先予約期間とするそうです。)
横須賀市の計画では、接種を希望する市民の方の接種を10月上旬に完了する見込みとなっております。

(7月13日追記)
予定の接種回数を上回っているため、ワクチンの供給量が追い付いていないとの報道です。ただ、誤解しないでいただきたいのは、ワクチン供給が止まっているわけではございませんので、一時的に一日当たりの接種回数は減るでしょうが、やがて需給バランスが元に戻り、いわゆる”平常運転”に戻りますなので、しばらくお待ちいただければ接種を希望される方に順番が回ってきますので、落ち着いてください。
ですので、現状は

  • 1回目接種済みで2回目の予約をする方
  • 1957年(昭和32年)4月1日以前に生まれた方(=65歳以上の方)
  • 1977年(昭和52年)4月1日以前に生まれた方(=45歳以上)で基礎疾患をお持ちの方

が予約の対象です。45歳以上の方には順次接種券が送付されていますので、しばらくお待ちください。

(7月23日追記)
接種券の発送スケジュールが決まりました。既に45歳以上の方へは接種券が発送されていますが、残りの12歳から44歳までの方へは、7月26日から順次発送となっています。
ただし、現状は45歳以上64歳以下の方と同様、基礎疾患をお持ちの方が予約可能です。以上をまとめると7月26日からは以下の通りです。

  • 1回目接種済みで2回目の予約をする方
  • 1957年(昭和32年)4月1日以前に生まれた方(=65歳以上の方)
  • 2010年(平成22年)4月1日以前に生まれた方(=12歳以上)で基礎疾患をお持ちの方

(8月4日追記)(8月10日一部修正)
65歳未満の方へのワクチン接種予約の開始日が、以下の通り発表されました。50歳以上の方は本日からです。

  • 56歳から64歳(1957年4月2日~1966年4月1日)の方・・・8月5日(木)
  • 50歳から55歳(1966年4月2日~1972年4月1日)の方・・・8月10日(火)
  • 12歳から49歳(1972年4月2日~2010年4月1日)の方・・・未定(決まり次第HP発表)

(8月23日追記)
34歳以上の方(基礎疾患なし)へのワクチン接種予約の開始日が、以下の通り発表されました。34歳以上の方は本日から予約ができます。

  • 56歳から64歳(1957年4月2日~1966年4月1日)の方・・・8月5日(木)
  • 50歳から55歳(1966年4月2日~1972年4月1日)の方・・・8月10日(火)
  • 43歳から49歳(1972年4月2日~1979年4月1日)の方・・・8月18日(水)
  • 34歳から42歳(1979年4月2日~1988年4月1日)の方・・・8月23日(月)(←本日です)
  • 12歳から33歳(1988年4月2日~2010年4月1日)の方・・・未定(決まり次第HP発表)

(9月3日追記)
妊娠中の方及びそのパートナーの方の新型コロナウイルスワクチンの優先接種が8月26日より開始しております。更新が遅くなり、申し訳ございません。
33歳以下(34歳以上は既に予約が開始しているため)の妊娠中の方及びパートナーが対象です。パートナーと言っているのは、事実婚等の法律婚カップルに限定されていないことを意味します。かかりつけの医師に相談の上、接種の予約ができますので、対象の方はお早めに。
また、神奈川県でも県内在住の妊婦を対象にしたワクチン接種を開始しており、新横浜国際ホテルマナーハウスと場所は少し遠いですが、こちらで接種可能です。(要予約)県のワクチン接種の対象は妊婦とその同居家族となっていますので、横須賀市よりやや範囲が広いです。ちなみに使用するワクチンは、モデルナ社製のワクチンです。(詳細はこちらをクリック)

(9月15日追記)
ワクチン接種が可能な年齢すべてにおいて(=12歳以上の基礎疾患なしの方)へのワクチン接種予約の開始日が、以下の通り発表されました。歳から33歳の方は9月9日(木)から予約ができます。

  • 56歳から64歳(1957年4月2日~1966年4月1日)の方・・・8月5日(木)
  • 50歳から55歳(1966年4月2日~1972年4月1日)の方・・・8月10日(火)
  • 43歳から49歳(1972年4月2日~1979年4月1日)の方・・・8月18日(水)
  • 34歳から42歳(1979年4月2日~1988年4月1日)の方・・・8月23日(月)
  • 30歳から33歳(1988年4月2日~1992年4月1日)の方・・・9月9日(木)
  • 26歳から29歳(1992年4月2日~1996年4月1日)の方・・・9月16日(木)
  • 12歳から25歳(1996年4月2日~2010年4月1日)の方・・・10月1日(金)

また、横須賀市としては、接種を希望する方全員の接種完了の見込みを11月中と発表しました。もちろんワクチン接種が予防に対して100%の効果を持っているわけではありませんので、引き続き「マスク・手洗い・換気」の基本的な感染対策を施す必要はありますが、社会経済活動が少しづつ動き出すことを願うばかりです。

(9月28日追記)
2点追加情報です。

  • 高校、大学等の受験を控える生徒、学生さんを対象としたコロナワクチン優先接種の予約が開始しています。
    予約開始日:9月28日(火)←本日です!
    接種開始日:9月28日(火)←本日です!
    各会場の予約方法に準じて予約をしなければいけませんが、空きがあれば当日でも受けられる可能性があるということです。ちなみに、さいか屋で接種する場合は、以下の通りさいか屋でモデルナ社ワクチンの接種が開始となる関係で、接種開始は10月4日(月曜日)からです。
  • 10月4日(月)から集団接種会場(さいか屋)でモデルナ社ワクチンの接種が始まります。10月12日(火)までは、接種できるワクチンの種類が日によって異なりますので、詳細は使用するワクチンおよび接種スケジュールをご確認ください。
    ファイザー製ワクチンのみがこれまで横須賀市内では使用されていましたが、モデルナ製ワクチンの接種も開始することになります。1回目と2回目は同じ種類のワクチンを接種する必要がありますので、ご注意ください。また9月後半に1回目をさいか屋で受けた場合、上記スケジュール上、2回目がさいか屋では接種できないということもありますので、他の病院もあたるようお願いいたします。

予約の方法ですが、予約の方法は以下の3種類です。

  1. LINEからの予約(24時間受け付け)
    横須賀市公式LINEからの予約
  2. WEB(ホームページ)からの予約(24時間受け付け)
    横須賀市ホームページに開設する予約ページからの予約
  3. 電話(コールセンター)による予約(受付時間…08:30~17:00)
    横須賀市新型コロナウイルスワクチンコールセンター(0570-034567)に電話をかけて予約
    (5月21日追記)
    予約のコールセンターの電話番号が変更になっているようです。ご注意を!

    0120-432567

完全予約制で少し不便ですが、供給量との調整もありますので、ここは我慢するしかないですね。
国民全員分の供給量はありますので、早く打ちたいという思いはあるかもしれませんが、焦らないでください。
もちろん今回のワクチン接種は全額公費ですので、無料です。詐欺の電話でお金を取るということがあるようですが、お金を取ることはあり得ません。絶対に引っかからないでください。

接種券をもって接種会場に行く

上でお知らせした接種会場に行きます。接種券が必要になりますので、お忘れなく。

接種を受ける

医師の診察前に体調等を予診票に記入し、医師の診察を受けます。ここは、インフルエンザワクチンの接種と同じですね。で、実際に接種をする。
インフルエンザワクチンと違うのはここからで、接種後の経過観察があります。およそ15分、接種会場で待機し、体調が悪くなった等の副反応がないかをチェックします。

ただ、経過観察中は何ともなかったが、帰宅後体調がおかしいということもありえますので、その場合は、ワクチン接種後に生じた副反応等に係る相談など、医学的知見が必要となる専門的な相談を受け付けるコールセンターが神奈川県に開設されています。

神奈川県コールセンター:045-285-0719(24時間受け付け)

【11/16追記】
11月15日に分科会の発表がありましたが、正式に3回目接種が了承されました。
これにより、各自治体で3回目接種の準備が進められていきます。
現状わかっていることは、
〇2回目接種から概ね8か月を経過した方から3回目接種
〇感染状況を踏まえ、自治体判断で6か月経過後からの接種も可能
〇2回目接種から1か月以内と5か月後以降では、16歳から44歳では89%が39%に、45歳から64歳では87%が50%に、65歳以上では80%が43%に、いずれも感染予防効果が低下する(アメリカの研究)
〇3回目の接種によって入院する割合が93%減少する効果(イスラエル)
〇交互接種(モデルナ⇒ファイザーやアストラゼネカ⇒ファイザーなど1.2回目と異なるワクチンの接種)も可能
〇早ければ年末から高齢者への3回目接種が開始
です。詳細が待たれるところです。

以上が、横須賀市の新型コロナウイルスワクチン接種の概要と流れです。今回のワクチンは全く新しいワクチンであり、副反応という言葉がかなり出回って、混乱させているかもしれません。メリットデメリットをご自身で考え、納得して、ワクチン接種をお願いします。

自身の接種についての感想

最後に、私もようやく番が回ってきましたので、接種してきましたので、その感想を記載します。(9月28日追記)

自分の現状として、既に2回目も打ち終わっています。
(1回目:予約日・・・8月23日 接種日・・・9月2日
 2回目:予約日・・・接種当日、施設にて自動的に予約 接種日・・・9月24日)

まずは、接種時の混雑状況等ですが、場所はその施設にご迷惑がかかるかもしれませんのでお伝えしませんが、1回目は前の年代の方も多く、かなり込み合っていました。予約枠は30分単位でしたが、受付から接種後の待機時間を含め、ほぼ1時間でした。施設スタッフの方の誘導は非常にスムーズでしたが、やはり人数が多いのが時間のかかった理由でしょう。
しかしながら、2回目は接種する方の年代が下がり、実際に接種する方も減少したのか、受付から接種後の待機時間を含め、30分で終了しました。
私は1回目2回目どちらも14時の予約でしたが、若年層になればなるだけ、日中は時間が取れないということで日中の予約枠は空いてくるのかもしれません。他方、夕方~夜にかけては予約が取りにくいし、接種も時間がかかるのかもしれません。

あと、肝心の接種後の副反応ですが、1回目2回目ともに拍子抜けするほど何もありませんでした。ただ正確に言うと、痛み以外はないということです。接種したところが痛くて腕が挙げにくい、というのはありましたが、これは肝炎の予防接種で経験済みでしたので、そこは今回の新型コロナウイルスワクチンの副反応としてはどうなのかなと思い、何もなし、と表現しています。(あくまで個人の感想ですが。)
また、だるさや頭痛も無かったです。もしかすると、副反応を懸念して、対処法として「水分を多くとる」ということを、接種前接種後に意識して行ったことが功を奏したのかもしれません。ちなみに私は接種前接種後に水分をペットボトル1本(500ml)づつ飲みました。1リットルを意識して飲むことはあまり無いので、それが良かったのかもしれません。
で、9月28日の今に至ります。既に腕の痛みもなく、普通に暮らしています。

もちろんこれを読んで「絶対に接種しろ」というつもりはありません。前にも書きましたが、「 メリットデメリットをご自身で考え、納得して、ワクチン接種をお願いします。 」と個人での判断につきます。同調圧力で「接種しなければ」と追い込むのはやめましょう。打たない人には打たない人の理由があるのです。その個人の意見を押しつぶすことはあってはならないと思います。人それぞれ意見があり、それを尊重する。これが多様性です。

もし、「打ちたいけど、不安だな」という方がいるのであれば、この意見(私見ですが。。。)も参考にしていただければ幸いです。

今回もお読みいただきありがとうございました。では、またー。

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