ティボディエ邸、行ってきました!

横須賀観光

皆さん、こんにちは。横須賀市の行政書士、曽我です。
本日は以前にご紹介した、横須賀市の新名所、ティボディエ邸に行ってきたので、そのレポートを致します。気になっていた方は、チェックしてください!

(参考)
私の事務所ホームページが完成しました。と言っても、まだまだ業務内容等記載することは多いのですが、まずは自分を知ってもらうことが重要と考え、そちらを優先したホームページとなっています。
ご覧いただければ幸いです。もちろんHPからお仕事の依頼も大歓迎です!よろしくお願い致します。

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概要

まずはおさらいですが、ティボディエ邸は、横須賀市汐入にあるヴェルニー公園内に今年の5月末にオープンしました。

  • 名称 : よこすか近代遺産ミュージアム ティボディエ邸
  • 場所 : 神奈川県横須賀市汐入町1丁目1ヴェルニー公園内
  • 入館料 : 無料(ただしシアターは大人200円、高校生以下無料です)
  • 開園時間 : 9:00-17:00
  • 休館日 : 年中無休
  • HP : https://thibaudier-yokosuka.com/

展示について

ここからは、各エリアのご紹介をいたします。(個人的なご紹介になりますので、ゾーンの区切りは実際とは異なります。ご了承ください。)
あと、外観を写真に収めるのをど忘れしましたので、外観写真はありません。。

デジタルマップ

まずエントランスホールには、写真の通りの巨大モニターと、タッチパネル式の観光案内がございます。これがデジタルマップと呼ばれ、「よこすかルートミュージアム」のスポットを紹介しています。

私は浦賀住みなので、浦賀ドックをタッチ。写真とわかりやすい解説がパッと出てきます。このティボディエ邸から横須賀のいろんな観光地に行く、きっかけになるような展示です。
住んでいる人もタッチして、「こんなところにこんなものが」と勉強になり、楽しめると思います。

歴史ゾーン

デジタルマップの隣には、開国からが年表になっており、諸外国に対抗していく際に横須賀がどのように役目を果たしたかが書かれています。

現在放送中の大河ドラマ、「青天を衝け」にも横須賀製鉄所だったり、それを作った小栗上野介が出てきていますが、まさにそれを解説しております。小栗の意志が、現在の横須賀を作っているのだと感銘しました。

あと、横須賀からはじまったものとして、奥にこういうものが展示されていました。

詳しくはお越しになってみていただければと思いますが、ショッピングモール発祥だったり、携帯電話の生誕地として、開国時の最先端都市よこすかが現代にもたらした功績などを紹介しています。

個人的には、人事出身ということもあり、日本の近代化に伴い採用された、現在まで続く基本的な雇用制度が紹介されていたのが、驚かされました。

この横須賀製鉄所から、日本の近代的雇用制度が生まれたのを知れて、良かったなと思います。

あと、忘れてはいけないのが、先ほどご紹介した小栗上野介がアメリカから持ち帰ったとされるネジが、期間限定で展示されていました。
ま、大河ドラマを見ているので、これを見に来たといっても過言ではないです。

これは小栗が、日本が西洋と肩を並べるため、製鉄所設置など早く近代化政策をしなければ、という思いに至ったきっかけとなるネジです。このネジ1本が、我々の今の日本を作ったと考えると感動ものです。

ただ、こちらのネジは基本的に小栗の眠る群馬県で保管されていますので、7月末までの限定展示です。もし見たいという方は、お急ぎください。

再現ゾーン

再現ゾーンは、ティボディエ邸官舎の一部を再現しているエリアですが、ここは。。。写真を撮り忘れるくらいの簡素なエリアなので、ちょっと残念かな、と思いました。

シアター

シアターは別料金になりますが、明治20年頃の横須賀製鉄所へタイムトラベルして、当時の施設をアテンダントの解説付きで紹介するコーナーです。

写真撮影はNGなので、写真はありませんが、3DCG映像で一緒に旅(当時も観光名所だったようです)をする感覚が味わえます。

私、以前のブログでご紹介した際にも3DCGと表現しましたが、いわゆる映画館の3D眼鏡をかけてみる感じではございません。何を隠そう、私がそのように勘違いしておりました。要は臨場感のある映像になっているということです。

眼鏡がないからつまらないのか、というわけではなく、内容は「へぇー」という知らないことも多くあったので、見る価値ありです!

個人的総評

全体を通してですが、すごく楽しめました。私が歴史が好きで、こういう博物館を見るのが好きだという点を抜きにしても、横須賀市の歴史を端的に知ることができる、非常にコンパクトで良い施設だと感じます。The博物館みたいな、長々としていなくて、どぶ板とかCoaskaとか、ほかの観光地とセット、もしくはそのスタート地点として考えると、適度な案内になっていてよかったです。

このティボディエ邸は、横須賀市全体をミュージアムとして横須賀市に点在する歴史・文化・自然スポットをつないでいく、そのスタート地点というコンセプトで作られていると思いますので、その目的は十二分に果たせる施設だと思います。

ただ、個人的には再現ゾーンは、時期ごとに変化する何か別の展示をしたほうがいいと思いました。例えば、横須賀製鉄所で作られた機械などが全国各地にというのであれば、その行き先をパネルで紹介すれば、その土地にゆかりのある方が見ると喜びますよね。コンパクトな施設なので、あのコーナーはスペース的にもったいないです。
あと、シアターは15分くらいなのに、1時間単位でしか上映がないのは、なんでなんでしょうか。せめて30分刻みでも良いのではないでしょうか?

また、これが一番言いたいことですが、この施設は近代化の礎となった横須賀製鉄所の紹介がメインです。で、今年の大河ドラマはその幕末からの近代化のお話であり、まさに今、横須賀製鉄所の設置や小栗上野介の話が展開されている真っ只中です。なのに、なぜ横須賀市は大々的に宣伝をしないのか。ここが一番の残念ポイントです
大河ドラマとリンクさせて、というのは下品な宣伝かもしれませんが、せっかく大きなお金を動かして作った施設なんだから、下品だろうが何だろうが宣伝して、その費用を回収しないと市政としてはダメです。厳しいようですが、コロナ禍だから宣伝を控えているというのは、宣伝をあまりしない理由にならないと思います。今来る来ないは別としても、認知度を上げておいて、「コロナが落ち着いたら来てね」くらいはしないといけないと思います。

ま、個人的感想は置いといて。。。
アクセス的にはJR横須賀駅からも、京急汐入駅からも徒歩5分ほどですし、駐車場もCoaskaがありますので、そちらの駐車場を使えば便利だと思います。実際、私もCoaskaの駐車場を利用し、帰りに景色のいいスターバックスでキャラメルマキアートを買って帰れば、駐車場代は無料になりましたので、費用的にもよいかと思います。皆さんも是非、足を運んではいかがでしょうか?今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。では、またー。

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