おはようございます、横須賀市の行政書士、曽我です。
今回は、私も住んでおります浦賀地区の観光について、10月から行われる新事業についてお話しします。少しでも横須賀の魅力を感じ、観光に来ていただける方が増えればいいなと思います。
よこすかルートミュージアムについて(全体像)
今年から横須賀市は、横須賀に点在する歴史資産や観光拠点をサテライトに位置付け、周遊ルートを提示して市内全体を丸ごとミュージアムとして楽しんでもらう、「よこすかルートミュージアム」という観光施策をしております。以前のブログ、「ティボディエ邸、行ってきました!」でもお話しした通りです。
中身としては、「追浜・田浦」、「横須賀中央」、「走水・観音崎・浦賀」、「衣笠」、「久里浜」、「西地区」に大まかに分かれています。それぞれの史跡や観光地を、テーマを決めてモデルコースを作成し、横須賀初心者の方でもそのコースに従っていけば、いろんな箇所を見て回れるという仕組みです。モデルコースもいくつかあるので、1回だけでなく、何度か足を運んでもらえるような工夫もされています。
地元の方があまり知らなかったり、地元だからと足を運ぶ機会がなかったりして、訪れたことのない場所もあるかもしれませんので、横須賀の方が行っても、楽しめるのではないかと思います。
浦賀観光の概要
よこすかルートミュージアムの中でも、今年の秋は浦賀地区にスポットを当てるというのが、今回の事業の趣旨です。具体的には、
- 黒船艦隊が浦賀沖に姿を見せた史実
- 江戸時代に台場が築かれた千代ヶ崎砲台跡
- 明治に建造されたレンガ造りの浦賀ドック
- 観音崎灯台以前の浦賀沖を照らした燈明堂
といったところを重点的に観光で紹介していくということです。実際の事業としては、以下のようなものが企画されています。
- 「よこすか潮風ライナー」:JR横須賀駅から燈明堂入口までを約35分で結ぶ周遊バス。土・日・祝日実施。(京浜急行バス)
- 「よこすかルートミュージアム満喫ツアートレイン」:特別貸切車両の中で専門ガイドが横須賀観光の見どころを解説。品川駅発の列車到着後は観光バスに乗り換えてルートミュージアムの拠点をめぐる。 (京浜急行電鉄)
- 「URAGA開国クルーズ」:黒船艦隊を率いたペリー提督の足跡を追体験する。(トライアングル)
※11月6日(土)・7日(日)の2日間は、日本で初めて太平洋を横断した「咸臨丸」の名を受け継ぐ船を用いた特別クルーズもある。 - ラッピングトレイン「よこすかルートミュージアム号」
- 京急線・浦賀駅「浦賀・開国駅マルシェ」
- よこすか満喫きっぷリニューアル
- 京急電鉄×よこすかルートミュージアムわくわくスタンプラリー
- 浦賀のレンガ号で行く!ドックと千代ヶ崎砲台
実施期間は、10月23日(土)から2021年1月23日(日)までです。
特に千代ケ崎砲台跡や浦賀ドックは一般公開がされていないため、こういったツアーでしか見られません!普段行けないところに行けるというのは、ちょっとワクワクしませんか?
最後に
こうしたプロジェクトを実施することで、横須賀に人を呼ぶということはとても良いことだと思います。やっぱり市の盛り上がりというのは、人がいないことには始まりません。どんな形であれ、人を呼ぶ活動を実施していかないと、市は寂しい状況になってしまいます。
強いて言えば、実施期間は3か月しかありませんので、もう少し長期的な目線での活動もしてほしいというのは、地元民としての思いです。あとは、ツアーでなくても、個人や家族といった少人数の方が持続的に来られるような観光地にしていかなければいけないなとも思います。「そうだ、京都へ行こう」みたいな、ツアーでなく気軽に思い立った時に、こういった点在する拠点に簡単に行けるような仕組み・体制が必要だと感じました。
といったところで本日はここまで。お読みいただきありがとうございました。では、またー。
(参考)
私の事務所ホームページが完成しました。と言っても、まだまだ業務内容等記載することは多いのですが、まずは自分を知ってもらうことが重要と考え、そちらを優先したホームページとなっています。
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